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そうだったのか! 現代史 / 池上彰

読書

そうだったのか! 現代史

池上彰

集英社文庫・2007年03月
(ホーム社・2000年11月)

僕はゲームってほとんどRPGしかやらないのだけれど、RPGって大国どうしの争いや団結した民族(村人)の戦いみたいな歴史が登場することって多いじゃないすか。

それは何故かといえば現実という圧倒的な元ネタがあるわけで、だったらドラクエwikiを読んでゲーム内の歴史に詳しくなるのも良いのだけれど、普通に現代史を勉強すれば教養もついて良いのではという実験です。

結果から言って、スゲー良かった。

「冷戦」を中心にしたここ50年ぐらい(つまり世間一般が体験しているのに、自分にとっては生まれてもいない部分)の世界の動きがなんとなく分かって知的な気分になったし、

こう言うのもなんだけれど本当にゲームそのものというか、現代史はRPG。すごくおもしろい。

東南アジアに旅行する機会もあったので、こういう知識を持っていればもっと有意義な旅行が出来たなあっていう後悔もあるし、逆にイスラエルとか行ってみたいっていう気持ちも芽生えたりした。

前の本でもそうだったけれど、今まで見て見ぬふりをしてきた部分にメスが入りまくって、面接とかだったらアウトだろ的な。

ソ連が崩壊して、旧ユーゴスラビアが解体して、最近はイギリスがEUを抜けるんでしたっけ? みたいな。よく分からんなりにぼんやり戦えるぐらいには、はい。オレはまだやり直せる。

まああと宗教とか民族とかセンシティブな今の時代に地雷を踏みたくないグローバルな人には良いんじゃないでしょうか。

僕はグローバルじゃないので「現代史はRPG」とか言いふらしていきたいと思います。

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