ユニヲンジャック

外出た/瞬間/やっていくしかない

体細胞分裂 (#344)

テキスト

僕は浪人してまで入ったのに大学が大嫌いでクソだと思ってるし、大学教授もゴローニャぐらい頭の堅い岩タイプばかりだと思ってるんだけど、

その中で唯一、尊敬する先生が居た。

彼はまず若かったし、纏っているオーラは実年齢以上に彼を若く見せていた。

授業は雑談ばかりだったし、その内容も共感しかねる、というかハッキリ言って人間のクズだなという内容が多かった。

高校時代に酔っ払って飲食店の暖簾を交換して回った話や、学校長に不満をぶつけたいから呼び出しを食らうためにあえて生徒全員「優か秀」にした話。

そう、彼の授業は何もしなくても単位が貰えたのだ。

そして僕は、単位が簡単に貰えること以上に、単位を配る彼の哲学を尊敬していた。

曰く、

・(立場が)下の人間には優しく、上の人間には厳しく
・「Give and Take」は古い。「Give Give Give」でみんなに与え続けよう
・だから俺も単位を配るし、大学側にはとことん反抗する

……カッコいいよね。ちなみに「優」を貰えました。

僕もこうありたい、と日々微妙に意識しながら生きています。

その証拠に、先日も麻雀で大きく「Give Give Give」してきました。悔しい。

コメント投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です