アジカンの良い曲を紹介するやつ その2 (#352)
アジカン(ASIAN KUNG-FU GENERATION)需要がどこかにあると信じて続きを書きます。
その1はこちら
4thフルアルバム「ワールド ワールド ワールド」から
ネオテニー
個人的にアルバムのジャケットが1番似合う曲だと思う。
曲の構成自体はシンプルになってるんだけれど、「ファンクラブ」に比べてかなり色鮮やかな印象。
後ろに配置したサビまでは平坦で、最後にワッと広げるタイプの曲は多い。
すごく好きな曲です。
ライカ
この曲の歌詞にも「迷い犬 デッドエンド」とあるように、
決して「ワールド ワールド ワールド」全体としてグッドエンドのハッピーなアルバムではないのだけど、
曲調が上向きになったぶん、僕は「ファンクラブ」より好きです。
捉えようによってはバッドエンドな曲を明るくかき鳴らすファッキンアルバムなのだけれど。
新しい世界
「大声で叫べばロックンロールなんだろう? そんなクソみたいな話ならもう沢山だよ」
この曲でこのフレーズを引用するのはちょっと気が引けるぐらいアリガチで使い古されているのだけれど、やっぱりこの一節にインパクトで勝るものはないよなあ、って感じです。
ただ、この曲の真にイイところは「クソみたいな話」に対する不満を叫ぶのではなくて、
「さぁ始めよう 胸躍るような新しい世界」
と結ぶところなのだ。
どんな意図で書かれた歌かなんて作者にしかわからないのだけれど、この曲は前向きな曲だなと思って聴いています。
2ndミニアルバム「未だ見ぬ明日に」
ひょっとすると僕が1番好きかもしれないアルバム。
大きなコンセプトに沿って作られたオリジナルアルバムよりも、寄せ集め的なアルバムのほうが色々聴けて好きなのです。
曲数が少ないので、初めてアジカンを聴く、って人にまず勧めるのにも適しているように思います。
脈打つ生命
ひたすらカッコイイ1曲。小休止的な部分がほとんどないのもアジカンでは珍しい。
歌詞もカッコイイし、バンドのカッコ良さが凝縮された曲だと思います。酷い作文だ。
未だ見ぬ明日に
読みは「まだみぬあしたに」
この頃の歌詞が1番好きです。
押韻が本当に上手くて面白くて、李白が現代に蘇ったら絶対アジカンのファンになるハズ。意味不明。
5thフルアルバム「サーフ ブンガク カマクラ」
すごく気楽に聴ける、平和な世界観のアルバム。そのまんま鎌倉が舞台。
ドライブとの相性は……謎。
(このアルバム1枚で遠出したら総演奏時間が短くて飽きた経験がある)
江ノ島エスカー
個人的な性癖で申し訳ないのだけれど、「心臓」を「心の臓」と表現するのが大好きなんすよ。
だから、です。
……いや、ファン投票でも上位に入ってるわけで!
投票者のほとんどが「心の臓」ファンだから!たぶん!
長谷サンズ
結局この曲も「馳せ参ず」との駄洒落なんだけど、それだけに留まらない清々しさとパワー。
今更だけど音楽の知識が全く無いのでぼんやりしたことしか言えなくてすいません。今更すぎるわ。
けどアジカンもこの辺の曲よく考えて作ってない気がするしセーフ。
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