『だがしかし』を読んだ (#393)
『だがしかし』 コトヤマ
連載中で単行本が出ている5巻まで読んだ。
世界観
田舎の駄菓子屋のせがれ(主人公・ココノツ)のところになんか駄菓子好きなお嬢様(ほたるさん)が来ていろいろやる漫画。
ギャグ漫画の設定を深く考えても仕方がないのだ。
ココノツとほたるさん
基本的に何かしら実在の駄菓子をとりあげてそれをテーマに話が進む感じ。
良いところ
駄菓子にまつわるムダ知識が増えたりする。
「ねるねるねるね」は合成着色料を使ってない、とか。
いつ使うんだよこの知識。
基本的に1話完結でゆるく、軽い読み味なので休憩とか気分転換に良い。
感想
「程良かった」
という感想が非常にピッタリ。
序盤はややキメ気味のテンションで困惑するけれど、珈琲屋の双子(サヤ、豆)が出てくるあたりから安定飛行に入るのでその辺りまでは読んでみようって感じだ。
サヤと豆
でもほたるさんは常にヤク中みたいなノリで目もイッちゃっているけれど、特に問題はないです。
駄菓子界隈の意味不明なネーミングとか理不尽なパッケージングとかにそこそこ鋭く切り込んでいるのがそのままネタになっていておもしろい、です。
「まけんグミ」のコンセプト(=じゃんけん)ってよく考えると意味不明だな、とか。しかもパッケージと中のグミで種類が違ってわけわかんねーよ、みたいな。
めちゃくちゃ面白いから超おすすめ、みたいなことを言うつもりは全然無いけれど、程良さを求めている方にはこんな漫画もあるよ的な。
アニメもあるらしいけれど、さすがに専門外です。
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