ドラゴンクエスト11がほぼ終わってしまった。

なんでか分からないけれどこのためにPS4を買うぐらい自分の中のドラクエ慾は強く、久しぶりに超ﾜｸﾜｸしながらやった新作だったけれど、本当におもしろいPRGだった。ドラクエはおもしろいのだ。

映像はPS4のﾊﾟﾜｰで今までとは比較にならないほど綺麗になって新要素もぶち込まれまくっているのに、どこをどう切り取っても非常にドラクエ。

「こんなのドラクエじゃねえ！」って部分が全然なくて、それはもちろん丁寧に作られているからなのだけれど、決して懐古な層だけにウケるドラクエがお出しされた訳ではないのだ。

むしろ改めてドラクエというタイトルの器の大きさを感じたよ僕は。基本何でもアリだからねあの世界観。

敢えて言えば、今作は仲間キャラクターが全員すごく魅力的で、しかも戦闘面でもみんな優秀で、

それはちょっと逆にドラクエらしくないなとか思ったりして、いや、悪いことじゃないハズなんだけど。

だってこのメンバーでジジイなんて使うわけないじゃんって思うじゃないすか。

これでいて中盤のジジイはｽｹﾞｰ有能なんすよ、チャモロ枠とか思ってたかい？ ｸﾞﾗﾝﾄﾞｸﾛｽ見せたろか？

そして基本暗いことでお馴染みのドラクエは今作も暗めのギミックが多くて、けれどだからといって陰鬱さを売りにはしない。

勇者はけっしてあきらめないし、全てを救うためには過ぎ去りし時を求めたって良い。

絶望の中に希望を紡ぐ話こそがドラクエなのだ。

内容には全然触れていないようで結構プレイした人なら分かることも書いたりして、そんな感想文でした。

良いドラクエだった。ドラクエは良い。