要するにカワシマさんを信じろ (#451)
思ったよりずっと日本代表が強い。
純度の高い本田信者の僕も「やっぱり歴戦の選手たちだなあ」と舌を巻かずにはいられない中で、今のところ全然役に立っていない選手がいる。
そう、メス川島こと川島永嗣だ。
コロンビア戦のFKはかなり難しかったので不問としても、セネガル戦のパンチ・川島には目を疑った。
僕は普段Jリーグばっかり観ているちょっとおかしいサッカーファンだけれど、Jの全カテゴリーを合わせてもあのレベルのGKのミスは1ヶ月に1回ってところだろう、況んやワールドカップをや。
あのシーン自体はクリアミスから生まれたものだし、相手のシュートが大チャンスの割にはショボかった(=キャッチよりパンチングで備えていた)のも理解できる。
ただただ、パンチングの精度が意味不明過ぎて「どうしちまったんだ……」という思いで一杯だ。
失点後も明らかに気落ちしていたし。昔のようにどう考えても自分のミスなのに失点後DFに逆ギレする川島でいて欲しかった。
と思ったら、あんまり自分に非がない2失点目ではオラついてて笑顔になった。こうでなくちゃ。
そして世間では東口や中村航輔の待望論が渦巻いているけれど、Jリーグをよく観る(柏サポでもある)人間からするとこの2人を使うのはかなりリスキーだと思う。
特に高身長のポーランド相手に航輔は無いでしょ、それなら桐畑の方が良い。良くねえわ。
要するに、オレたちの川島さんを信じろってことだ。
ちょっと真面目なことを書くなら、彼はコロンビア、セネガル戦の2試合だけを戦ったのではない。前回の敗退から4年間戦い続けてこのステージに帰ってきたのだ。
岡田元監督が言うように、エモーショナルな議論とファンクショナルな議論を一緒にしてはいけないのだけれど、今ここで経験のない2人を抜擢するのがファンクショナルに正解とも限らない以上、オレたちは川島さんをエモーショナルに応援するしかないのだ。川島ラビリンス。
大丈夫、今大会の結果は世間と反対方向に転がり続けているから、きっと明日の今頃は「ボールキャッチカワシマ」の画像が8年ぶりにバズったりするし、そのときは大宮、名古屋、川崎サポの「川島はウチが育てた」も聞けるハズだ。
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