大学院を卒業するのでお気持ちの表明 (#500)
虚無の発表会も終え、いよいよ大学院も終わりに近い。
お気持ちの表明だ。
わざわざ大学院にまで行って分かったことは、「僕は興味の無いことはできない」という1点に尽きる。
そもそも学部で就職するつもりだったのだけれど、周りに就活仲間もいなかったので低きに流れる形で大学院に進んでしまって、それはやっぱりミスだったなあと今でも思う。
ヒマな研究室だったからぼんやり自分の好きな勉強(研究には関係ない)をしていたけれど、2年間という対価を払ってすることかと言われれば答えに窮する。
幸い2度目の就活チャンスでは幾分興味の持てそうな分野を選ぶことが出来たので、人生設計を少し後ろにズラしつつやっていくしかないなあと思っております。
「人生で1番楽しかったのはいつか」と訊かれたら、嘘でも「今が1番楽しい」と言い張るのが美学だけれど、この2年はかなり怪しかった。
研究という横の広がりの無い作業はどうしてもおもしろいと思えなかったし、それに嬉々として取り組む同僚も気持ち悪いなあと思ってしまっていた。全部僕が悪い。
この経験で「社会」に強くなった自信はあるので、次の「社会」では適合できるといいね、ハム太郎。
新生活の準備をしている今は嘘でなく1番楽しいです。
コメント投稿