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国技館に徒歩で来る横綱の思い出 (#533)

テキスト

相撲って格闘技の中でも最高ランクに頭がおかしい競技だと思っている。

確かに1日1日の勝負は他の競技に比べて一瞬なのだけれど、この一瞬で選手生命が絶たれたり後遺症になる怪我を負うリスクも大いにあって、

それを15日連続で2ヶ月に1回やるのが大相撲。バカかな?

そんな世界の住人たちは、まあ当たり前だけれどひと目で「普通の人間じゃないな」と分かるオーラがある。

コワモテどころを選んだとはいえ、この顔この体型で上背は190近い力士がゴロゴロいるのが相撲界なのだ。

そしてそんな「怪物」たちの頂点に君臨するのが皆さんご存知横綱なのだ。

横綱なのだ。

いやほんとに。

こんなに強くなさそうな格闘技の頂点ってある???

顔だけじゃなくてエピソード的にもすごいおっとりした力士で、徒歩で国技館に来たりする。なんだそれ。

取り口もこれといった型がなくて、強いて言えば基本を極めたというか、

スピードの日馬富士、技の稀勢の里と並んで「なんかよくわからんけど強い」っていう独自の立ち位置だったのが鶴竜だ。(白鵬はプロアクションリプレイ)

僕が見始めたころにはもう怪我に泣かされていて、相撲の安定感とは裏腹に出場が安定しない、でも年一で優勝する、みたいな謎の力士だった。

まあ今でもよくわからんけど。

鶴竜のことを理解している人は中々いない。それは場数の問題じゃなくて底が知れない力士だったからだ。

思うとそれも横綱の格を保つための1つだったのかもしれない。本当にお疲れさまだなあ。

それでも、僕が最後に観た名古屋場所は14勝で鶴竜優勝の場所だった。

あの場所の鶴竜はめっちゃ強くて、僕が行ったのは13日目。

そう、14勝1敗の1敗だ。鶴竜の勝ちを生で観たことないな。

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