ユニヲンジャック

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進撃の巨人という漫画を知っていますか (#540)

漫画

まだここ数話のゴチャゴチャから整理がついてないけれど、良い最終回だった。

高2の休み時間に「凄い漫画がある」ってラグビー部の船橋君に渡されたのが初めて『進撃の巨人』を読んだ瞬間だった。

どうして覚えているかというと、話が衝撃的におもしろかったのではなく、絵が衝撃的に下手だったからだ。

これより下手な絵はドラゴン桜でしか見たことがなかったし、受験漫画の画力でアクション漫画を、しかも唯一無二の世界観で描いているというギャップ……

当時の僕はどう受け止めたらよいか困った記憶がある。そもそも「進撃の巨人」っていうタイトルからして文法がオカシイし。

途中で対巨人ではなくて人間同士の争いになったりして読者を篩にかけつつも、篩われた読者もどこかでまた戻ってきてしまう、そんな不思議な魔力を持った作品だった。

現に僕も何度も最新話から脱落して、その後まとめて読む度にあのナルく感じていたパートにこんな意味が……みたいなことを繰り返して今日に至る。

最終話のせいでまた1巻から読み直すんだろうなと思うと、楽しみなような、面倒くさいような、何より寂しいような。

最初から最後まで、唯一無二の作品だった。「進撃の巨人」のジャンルには「進撃の巨人」しか存在し得ないのが凄い。

僕がこの漫画で1番好きなのは、緻密な構成でも、ケレン味の有る設定でもなく、ケニーの死に際のシーンだったりする。

これはスラダンの名シーンとして木暮の3Pを挙げるのに近い。良い漫画は読む度に色んな角度から色んな速度で刺さるのだ。

じゃあまた1巻でお会いしましょう。

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