形而上のバーと人間のバグ (#541)
家で勉強ができないタイプっているじゃないすか、
自分の部屋だってあるのに自習室とか空き教室、果てにはフードコートの方がまだ捗るっていう人たち。
ローランドは人類を「俺」と「俺以外」で分けたけれど、やっぱり人類を二分するのなら「家で勉強ができる」「できない」で分けるべきだと僕は思うのよ。
ちなみに後者はだいたい浪人する。ソースは「俺」
ローランドの後にこんなにカッコ悪い文脈で「俺」を使うの悲しくなるね。
そんな「家で勉強できないタイプ」の劣勢人類と去年から続く在宅ワークのかけ合わせはそもそも怪しかったのだけれど、
在宅ワーク自体が新鮮だった去年と打って変わって、慣れが入った今年からいよいよ業務のお終い化が誤魔化せなくなってきた。
これを2021年問題と呼称したい。
前置きが長くなったけれど、最近知ったのがこのバーのBGMを流せるサイトだ。
程よく環境音があったほうが頑張れる我々にとって、架空のバーから流れる形而上の喧騒、夜の虚像の方が自室の静けさよりも肌にあっているような気がする。
やっていることは「バーの音を流す」っていう至極しょうもないことだし、僕も「在宅もいよいよここまで来たか」って思いながらやってみたのだけれど、
1日数時間を2週間ぐらい試した結果、割とストレス軽減になっていてウケちゃった。人間ってまあまあバカだよね。
ともすると自分たちを何か高等な存在だと勘違いしている節って数多くあるけれど、結局土台はすげえしょうもない生き物なのかもしれんなっていう自覚は上手に生きるコツかもしれない。
最近の発見なのだけれど、たくさん寝ると翌日調子が良いです。
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