ユニヲンジャック

外出た/瞬間/やっていくしかない

ポーカー WSOP戦記 (#589)

Event #51: $400 COLOSSUS No-Limit Hold’em

翌日出たのは参加費400ドル、「COLOSSUS」の名を冠するほどたくさんの人がエントリーする……そう、同じイベントである。

この「COLOSSUS」はDay1A、Day1Bにそれぞれエントリーができて、生き残りがDay2以降に進むというポーカーではよくある形式となっている。

つまりDay1Aで死んだならDay1Bで生き返れば良いし、パンがないならハンバーガーを食べれば良い。アメリカってそういうところだからさ。

狂ったレイトレジストの列に並び、1時間半後に発狂しながら着席。

流石に2回も出れば良いところも作れる。更に同卓していた中では1番筋の良かったアジア系のプレイヤーを破壊できてグッとやりやすくなった。いけるぞ。

ちょっとポーカーの話をするならやっぱりリンプ・ドンク使いから消えていくし、「何のベットやねん」って相手にはAハイでコールしても勝てる。リレイズされたらブラフはゼロだし、こちらのブラフは2発打てば大抵降ろせる。

つまり歴10ヶ月でも全然通用している実感がある。これは嬉しかった。お祭りイベントとはいえ仮にも世界大会なのだ。

そして問題のディナーブレイク前ラストハンド。

そもそも残り5秒とかで「えっ配るの」みたいな空気になっていた中、僕の手前でオールインが入る。

僕のハンドはKK、相手のハンドはATo。ラッキー!

ここで29.4%引かれますかね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜????????????

あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜????????このゲームはカス!!!!!!!

この事故により24万9000点でブレイクにいけそうなところが11万9000点に。

※25万点というのは寝ていてもほぼ入賞できる持ち点です。

けれど11万点でも十分戦うことはできる。気を取り直してやっていくしかない。

さっきのラッキーガイからオールインが入る。僕のハンドはAK。チップ返せやオラ!!

→相手AA

(笑)

8時間プレーしてアベレージより持っていたのに2発で終了です。

確率の壁というよりも倍率の壁の厚さを実感してめちゃめちゃ悲しくなった。

例えば確率だったら3割を引かれ続けることはないし、3割を引いて勝つことだってある。

けれど、それをいったいどれだけ続けたらこの規模のトーナメントで光を見ることができるのだろうな……

コロラド川は長い時間の中でグランドキャニオンを削り出したけれど、我々はコロラド川ではないんだよロック……

改めて、これまでブレスレットを獲ってきた人たち、そしてメインで25位に入ったひろき氏のニュースがどういうことだったのか初めて少しわかった気がする。

まあ僕インマネすらできてないんすけど。

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