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すずめの戸締まりを観てから年を越してくれ (#591)

どうもニワカ新海誠ファンです。『君の名は。』最高〜〜!

ところでこの『すずめの戸締まり』を観てくれ、こいつをどう思う?

……いやあすごい映画だった。ネタバレなしで感想を書こう。

ざっくり感想

いきなり申し訳ないけれど、この『すずめの戸締まり』という映画、超おもしろいとか万人にオススメかというとそうでもないかもしれん。

『君の名は。』よりエンタメしていないし、『天気の子』よりオタク好みでもないし、けっこう説明不足な部分とかツッコミを入れたくなる展開も多い。

けれど何より、震災から12年という微妙な時期にこの作品を発表しようとした新海誠のキマりっぷりが偉い。

『シン・ゴジラ』もそうだったけれど、名声も富も才能もある人たちが無難なことをやるのではなく表現することに向き合っていることがすごく嬉しい。

何かネガティブなことがあったとしても、それを表現に変えて昇華できるのが表現の強さであって素晴らしさだなと改めて見せつけられた。

ちょっと語る

新海誠作品って毎回境界線を引く描写があるよね。僕は気づいてますよ(クイッ

「ここから先は不思議なことが起きる空間ですよ」という境目があるのだ。『君の名は。』で言うところの幽世とかかたわれ時みたいな。

今作だと鈴芽が何かを「飛び越える」描写がところどころで差し込まれていて、バリケードにせよ欄干にせよ「流れ変わったな」というギミックが明らかに意識して配置されている。

そんなこと言ったらそもそも今作は扉の話なんすけどね。ただ不思議世界と現実を混ぜるのではなく区切るパターンが多いのは新海イズムだなあと。村上春樹の影響とかそこまで語ることはできないすけど。

というわけで

ほとんど書きたいことは感想のところで書いてしまった。表現は強さだし表現することは素晴らしい。

僕も年々心の弾力とか瑞々しさが失われていくのを感じるけれど、いろいろ頑張ろうと思いました。

僕も椅子になって女子高生とロードムービーになりたい人生だった。

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