はてしなく遠いワールドカップ坂 (#594)
まだ届かない、まだ届かないのか……
クロアチア戦から2日が経とうとしているけれど、失意から抜け出せていないよ僕は。
ただ観ていただけの僕がこうなのだから、戦っていた選手や関係者は堪らないだろうな。
とにかくもう1試合観たかった。これで終わってしまうのが本当に惜しいし寂しい。
毎回思うことだけれど、常に準備を怠らず戦い続ける選手たちは偉大だ。
我々はただ見ていることしかできない後ろめたさを抱えながら応援するしかないし、そんなこんなで4年ずつ歳を取っていく。怖い。
クロアチア戦は先制できてこれまでの逃げ切りの形がハマる可能性も大いにあったし、ミス連発で招いたピンチも失点にはならずに風が吹いている感もあった。
それでも2点目を入れて決めきれなかった、PKを選ばざるを得なかったのが勝負の分かれ目になってしまった。まあPKで勝つ筋もあったから勝率が1番高い戦い方は何だったのだろうかという難問は残る。
過去ベスト16の戦いはどれも僅差だったけれど、今回のカタール大会が1番、「次」に向けて地に足が着いていた大会だったと思う。
劇的にグループを抜けた後でもすごく良い状態で試合に入っていたと思うし、このメンタリティは確実に1つこれまでを超えた収穫だナー。
アジアカップ準優勝からオリンピックの延期、最終予選は3戦2敗からスタートだったことを考えるとこの綱渡りがあってこそかつてないメンタリティが育まれた可能性もある。
今から振り返るとオリンピックの延期はこのA代表のターニングポイントだったなあ。
1年後ろにズレたことでこのカタールW杯とのギャップが埋まって、すごく連続性のある編成で今大会に望むことができた。まあその戦略を取ったのもポイチなのだが。
今後の代表がどうなるか、そもそもアジアカップは来年やれるのか、戦術系Youtuberはこの先生きのこれるのか……
ともかく、信じて応援することを改めて誓った大会だった。だってこの壁を破ったときにドヤりたいもの。やっていくしかない。
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