いきなりシドニーに行くという選択肢 その4 (#614)
ところでオーストラリアはキャッシュレス大国である。
本当にすべてのお店がVISAタッチに対応していて、なんとオーストラリアドルへの両替すらせず4日目まで過ごしていた。
とくにアテのない土曜日になり、キャッシュゲームでも打ってみるかとカジノに行くけれど何かがおかしい。
そう、キャッシュレスが進みすぎた結果、カジノ周辺に外貨の両替所がないのだ。そんなことある???
北に緯度70度離れた国の通貨のみを握りしめてカジノに現れた男、無事なにもできず終戦。ブルーマウンテンから2連敗を喫している。
シドニーの街の雰囲気は、正直よくある都市だなあという印象。
多少旅行をしているとこの手の街づくりには強烈な既視感があって、具体的にはニューヨーク、台湾、シンガポール、札幌あたりが近い。
これからも都市はどんどん画一化していくのかなと思うと、田舎や下町をやっていく嗅覚をもっと鍛える必要があると感じた。
路面電車が通っているのはちょっと特徴だ。VISAタッチで気軽に乗れるのがイケてる。
あとは2階が1階だったり、「Centre」「Lift」みたいなイギリス英語だったりは目新しくて嬉しい。
オーストラリア・リーグを観ましょう。
軽い気持ちで2000円のチケットを取ったけれど、想像の上を行くめちゃくちゃ良いスタジアムで凄い。さすがにイギリス文化圏。
こんなに良いスタジアムなのにサッカーのレベルはめちゃくちゃ低くて感情が追いつかない。Jリーグのレベルは高い。
トイレにもモニターがあったり偉く、あとなんとなく買ったポテトが甘塩っぱい味付けで絶妙にウマかった。
バターとかハニーとかじゃなくて単純な砂糖だと思うのだけれど、何だったのだろう。
皆さんもシドニーFCの試合を観る機会があったら是非食べましょう。
ふと極限に解像度が高い話をされると気になっちゃうよね、テクです。
馬も働いていることだし、帰国が近いことを思い起こされるわね。
結局ほとんどの日程で天気が悪かった。帰国した今も「オーストラリアって雨降ることあるんだ」という思いが拭えない。
街中がキャッシュレスなのに警察が馬に乗っていたり、
僕が行ったSydney ZooよりデカいTaronga Zooが市内にあることを最終日に気づいたり、
勤務先のシドニーオフィスを見つけて曖昧になったり、
これが旅行だよ。
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