宮崎でひと括りにするべきではない (#625)
宮崎県と言われて思い描くものはなんだろうか。
僕は東国原英夫、マンゴー、そして鳥インフルエンザだ。
「さよなら人類」でしか聞かない単語ことブーゲンビリア空港に降り立ち、海岸線を南下することでモアイを観ることができる。なんすかこれ。
入場料1000円のサンメッセ日南は勝ち負けで言うと、負けです。
けれど偽物のモアイって有り難くないなという分かりを得られるので絶対に行ってください。
気を取り直して鶏のたたきを食べましょう。ネギで隠されて良くないものみたいな感じで出てきたのが嬉しかった。
鶏のたたきみたいな真のローカルを食べられるのはかなり旅行ポイントが高い。宮崎は鶏です。
霧島酒造の工場見学もやれている。宮崎は酒です。
しかし焼酎の作られ方とか楽しみ方のビデオを見てなんだか良いものだなと思っても、飲むと「消毒液みたいな味だ」となりアルコールとなかなか分かり合えないね。
ちなみに前日にSUZU霧島なる宮崎限定の霧島を頼んでみて、「なるほど甘いな」とか嘯いていたら間違えて出てきた梅酒だったことが判明、焼酎エアプすぎる。
あんまり焼酎の説明に「フルーティ」とか書くもんじゃないよ、オレが分からんので。
霧島山(霧島山という山があるわけではなくこの辺りの山々の総称らしい、いま調べて知った)にも行きましょう。
ハイキングくらいの軽い気持ちで行ったら割と登山でウケている。登りも下りも足元が怖すぎて全然景色を覚えていない。旅先の負傷ほど怖いものはないのだから。
死は全く怖くない。一番恐れるのは足首を捻ってしまわないかということだ(アラサーのクラピカ)
宮崎でググって出てくる単語を線で結んだ愚かな旅程を立ててようやく気づいたことは、「宮崎でひと括りにするべきではない」ということだ。
高千穂峡に行くために大北上するも、ここはもう熊本ではないでしょうか。
熊本・阿蘇〜大分〜宮崎北部で1セットで、鹿児島〜宮崎南部で1セットだ。所詮県境なんて人間が勝手に引いた線でしかないのだ。
というわけで、高千穂峡です。
人類はデカいものが好きなので、デカくて良かった。
噴火した阿蘇山の火砕流の跡と言われると自然すげえとなるけれど、その上空に馬鹿デカい鉄橋が架かっているのを見ると人間すげえとなる。
高千穂峡と高千穂神社で満足し、天岩戸神社と天安河原はスルーして帰ったことには空港で気づいた。日本に疎いので。
どうも仁和寺にある法師です。万物に先達を欠いてこんな人生になってしまいました。
















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