ユニヲンジャック

外出た/瞬間/やっていくしかない

ペルソナ5をクリアしたので感想など

テキスト

発売から1ヶ月。1ヶ月で100時間ぐらいゲームしたのっていつ以来だろう。

というわけで睡眠時間を削って楽しんだ「ペルソナ5」がクリアを迎えたので感想でも書こうじゃないか。

ネタバレ注意なのでこれ以降はクリアしてから読むことを推奨します。

まず全体の感想だけれど、「完璧」という形容が相応しいゲームだと思った。

全ての要素が良いし、不満なところが無い。

何年越しかは忘れたけれど、まさに求めていたペルソナだった。良いペルソナだった。

なのでもう個人的に特に好きだった・良いと思った部分を抜き出して イイネ! って感想を書けばいいんじゃないかな!

キャラクターが良い

「怪盗団」のメンバーがみんな凄く良い。

発売前に抱いていたような、記号的な男子のイケメンさや女子の可愛さを超えて、みんな凄くカッコイイのだ。

僕のイチオシは世紀末覇者先輩ことクイーン真先輩なのだけれど、これもどちらかと言えば可愛さよりカッコ良さから来る好きなキャラだ。カットインの顔が怖すぎて良い。

竜司や祐介も最後まで見せ場があってキメるところはキメるし、モルガナはマスコットだと思ってたら実質隊長だったし。

明智はまあ……100万コイン稼いだりして使えるなって思ったこともあったんすよ。加入時はワクワクしたしもう少し一緒に行動したかったなあ。

バトルシステムが良い

「バトンタッチ」と「戦闘中の交代」ができるのが凄く嬉しい。

前作までだとスタメンが割と固定で使わない仲間を持て余していたのだけれど、メンバーを回しながら使えるから一体感がでるし、このシステムとの相乗効果でキャラの良さも活きてくる感じがある。

欲を言えば状態異常のときこそ入れ替えしたかったのだけれど、それだとヌルすぎるのだろうなあ。

R1ボタンは最初超便利だと思ってたけれど、「マハ~~」系より「~~ダイン」系を優先するスタイルがあんまり合わなくて後半は使わなくなった。

シナリオが良い

というか、文章・セリフの温度感が絶妙なバランスで良い。

ペルソナみたいなジュブナイル系は、ともすると文章やセリフが青臭すぎてこちらが置いていかれてしまうようなものも結構あって、正直「P4U2」「P4D」あたりの文章はちょっと心配だったのだけれど流石はナンバリングだった。

アツい部分はしっかりアツいのだけれど、「ペルソナ」らしい硬派なバランスは保たれていて、睡眠時間を削るまでに没入できたのはこのあたりの要素が地味にとても大きい。

そして話の中身自体もすごくおもしろかった。

イゴールの声が違うのはそりゃ声優さんが亡くなったら仕方ないと思うじゃないすか。1回限りの飛び道具だ。

モルガナもP4のクマとカブるなあって思ってたけれど全然別方向からの種明かしだったし。

何より1番のテーマの、「ペルソナ能力が無くても出来ることがある」っていう締めくくりがコープ周りも含めてP5に一貫した強さを与えてくれている。このカタルシスがペルソナなのだ。

世界観が良い

副島さんの絵はよりクールに、UIはよりスタイリッシュに、モデリングも凄く綺麗だし、目黒さんとLynさんのBGMも凄く良い。

重たいテーマで不条理な境遇なのだけれど、あまり陰鬱な気分にならずサクサク進められるのは「ペルソナ3」の正統進化って感じだ。

「Life will Change」がカジノパレスで歌入りになるところとか、良い。

あとは獅童戦の「Rivers in the Desert」が好きだなあ。

このクオリティで過去作品リメイクとかやってくださっても……人間の欲望は果てしないな!

手堅いところでサントラとか設定集とか……

バイトしようぜ!ジョーカー!

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