ユニヲンジャック

u-jack.me 復活しました。更新料が高くて膝を抱えている。

飲む、打つ、買う (#474)

テキスト

1回だけヤってみたい派なので、今回はパチンコをやってみた。

パチンコ屋といえばタバコの匂いとドチャクソな音のイメージだったけれど、今どき禁煙の店舗とかあるんすね。

音はドチャクソにデカかった。音の出ない店舗も無いんすか。

店員のお辞儀がとても深かったのが印象に残った。今後慇懃なお辞儀をされたくなったらパチンコ屋に行けば良い。

開始10分ぐらいで玉を見つめることに飽きてきて無限になりかけていたのだけれど、このあたりで当たって意識を取り戻した。

順調すぎて感情が動く準備をしていなかったので「おお、」みたいな。感情の揺れ幅で言うと早く登校したのに教室に先客がいたぐらいの反応しか出来なかった。

その後もピカピカ、バーン、みたいな感じで当たり続けたけれど相場が分かず再び無限になった。

このままではパチンコを満喫したとは言えないので、虚無海物語を切り上げてまどか☆マギカをやる。

こっちの方が演出が派手でおもしろい。

ピカピカが連発して激アツみたいなキャラクターが出てくると「おお~」と思ったり、そんな派手な演出なのに外れまくるギャップに笑顔になったり、完全にCRまどマギを楽しんだ。

サブリミナル的に光ったり音が鳴ったり、思い出したようにリーチが掛かったり、動物的に楽しませる工夫が詰まっているなあ、とか考えたりもした。

結局全然当たらなかったから当たり分は消滅したのだけれど、当たらない時間の方がおもしろいという謎の体験だった。

最初当たるまでのマイナス1600円でおしまい。3時間ぐらい遊んだので良いパチンコだったのではないでしょうか。

友人はn万円負けていました。パチンコ一生やりません。

今さらファイアパンチを読む男 (#473)

テキスト

ジャンプ連載のチェンソーマンがおもしろいので、作者の前作のファイアパンチを読んだ。今さらかよ!(さまぁ~ず三村)

1話がバズったときはアクション漫画のような印象だったのだけれど、

だんだん神と宗教、罪と罰、愛、みたいなテーマが浮かび上がってきて、

最終的には小説を読み終わったときのような感覚になる良作だった。

エンタメに特化した漫画も楽しいけれど、今作のように表現したい欲を詰め込んだような漫画はなんだか得られるものが大きい気がして良い。読むと疲れる。

内容は、主人公(身体の再生能力がある)が悪いやつ(炎の能力者)に村ごと焼かれて、炎上ボディのまま復讐を誓う、みたいな話。

やたらと再生能力者ばっかり出てくる点と、連載だから仕方がないけれどストーリーが荒削りな点には目をつぶっていこう。

(スーリャは何だったんだ)

神の存在を問う要素だったり、人間がそれぞれ意思を持って動いている要素が印象に残った。

あとはその意思だったり思考だったりが必ず誰かとの影響で繋がっていることとか。有り体に言えば人間は1人で生きているワケではないのだ、ということだったり。

逆にこの人全然ファイアパンチしないので、ファイアパンチ需要を求めている人は将太の寿司を読むと良いと思います。

カラマーゾフ撃破 (#472)

テキスト

遂に『カラマーゾフの兄弟』を読み終わった。

去年の10月から読んでいたので約半年のプリズン、端的に言ってキツかった。

この小説のキツいところとして文量や宗教絡みのムツカシさが一般に挙げられるけれど、

僕の印象としては登場人物が全員もれなく精神異常者だったのが1番キツかった。

基本的にカラマーゾフ3兄弟と父親と彼らの恋人がヒステリックに金や愛を奪い合う話なのだけれど、

ところどころで発狂が入るので「人間とはかくも浅ましい生き物……」みたいなラスボスの思想になってくる。

愛人を奪われることを恐れた長男が、「(来てないのに)あの娘を出せ!!!!」とか言って家に乗り込んできて父親をボコボコに殴ったり、

そもそも長男の奥さんは別にいて浮気を半ば容認していたのに、夫が無実の殺人罪に問われたら急に「私知ってる!!!! 彼が殺したのよ!!!!」とか日ごろの恨みを最悪の形で返してきたり、

金を貸してくれそうって話で借りに行ったら「金鉱!!!! 金鉱に行けばいいと思う!!!! 金鉱に行けば確実に儲かるし金は貸したも同然!!!!」とか言われるし、全部狂っている。

そして本筋がおもしろかったかと言われると、文量で換算して普通の中編5冊分のおもしろさは確実に無い。

無いのだけれど、時代を越えて読まれる本ってこういうことなのかなという要素は確かに感じる。夏目漱石の『こころ』とかそういう感じ。Kが死ぬところしか読んでないけど。

何より意味不明なのは、2作構成の1作目だけ書いてドストエフスキーが死んでしまったので、これだけ読まされて微妙に未完という事実だ。

一応キリよく終わったから良かったのだけれど、いや、もうちょっと頑張って欲しかった。

あ、オススメはしません。

読まれているやつ

新しく書いたやつ