ノーネーム (#399)
ポイント類が充実したこの時代、現金をあまり使わないほうが便利だし得では、ということでiDカードという電子マネーを導入した。
最終的にクレジットと一緒に請求されるタイプのやつなのだけれど、コンビニレベルの買い物でも少しずつマイルが貯まってやや得、かもしれないし、パスケースひとつで大半の買い物が出来るので便利、かもしれない。
というのも、ポイントを目当てに会計をするならそれぞれのコンビニなんかのカードは出したほうがイイわけじゃないすか。そしたら結局パスケースとは別に財布からポイントカードを出す。現金は使わないけど財布は開く、みたいな。
そしてもう一つ、カードで払うことでお金を払ってる感が無くなる、というアレである。
僕は引き算が苦手なので、現金オンリーの頃からお金が減りゆくさまがよくわからなかったから、カードで払ってる感が無くても平気だろうと思っていた。
間違いです。
払ってる感が無いというより、払って無いじゃないすか。財布の中身は減らないじゃないすか。
今まで財布に200円しか入ってなかったら200円の買い物しか出来なかったのに、今ではいきなりプレイステーション4を買うことが出来る。
いったい今僕にはいくら貯金があるのかは分からないけれど、すべてはそういう風にできているのだ。
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