群馬に行くということ (#510)
じゃあ何で僕が先月群馬に行ったのか話すと、
原因としてはヒマだったからに他ならない。
理由としては東京に住んでいるはずの友人が連休で群馬の実家に居たからで、
それなら群馬で会おうじゃないかと湘南新宿ラインの直角シートに2時間揺られて高崎(前橋)まで行ったわけだ。
物理的には案外近い群馬と東京、心理的に高すぎる壁があることを除けば首都圏と言っても過言では……
いや~~、無理かなあ。
だってもう大宮ぐらいから延々住宅地しかなくて、ここ別に停まらなくていいだろって思っていたら最終的に住宅地すらなくなって田んぼになったもの。
田んぼって久しぶりに見た。田んぼを超えるとそこは群馬県です(川端康成)
いざ降り立ってみると圧倒的な “リアル” を肌に感じて震えてしまった。
駅前の時点で同じ時間軸にあるとは思えない閑静さに包まれて曖昧になってしまう。
スポーツ少年団から帰ってきた午後、あの永遠の欠片がこの町には散らばっているんだ……
人がいない。(休日・午前)
夜9時ごろ通りを歩いていてもう全然飲食店がやっていなくて、話している僕たちの声が近隣住民に迷惑なんじゃないかみたいな気持ち。深夜……?
中学時代を過ごした町は客観的に見ると非常に気怠くて、なんとも健全で、早い話がダメだこりゃって感じです。ダメだこりゃ。
みなさんも前橋でダメになってください。湘南新宿ラインで2時間です。
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