アクセス数2桁に届くのも久しぶりだったから、ペルソナの集客力スゲーなガハハハ、とか言ってたら急にアクセス数が「3」とかになったので何か書きます。

最近友人のあいだでやってるゲームに「人狼」ってのがあって、（大学生っぽいでしょｱﾋﾟｰﾙ）

まあくわしい話は各々調べるとかに任せるけど、ざっくり言うと自分が「人狼（ｵｵｶﾐ男）」の役を引いた時にそれがバレないように嘘をついて誤魔化していく、人狼じゃないチームは嘘を見破る、的な感じ。

基本会話で動いていく今の時代にはアナログな、でもカードの代わりに楽だからスマホアプリ進行というデジタルな、このゲームが案外おもしろい。

僕は最初手解きを受けた時に、普段から息をするように嘘をついてるからこのゲームは絶対得意だ、って自信があったんだよね。

んでまあ実際弱くはなかったんだけども、なんというか、普段つく嘘とは全然性質が違うなって印象で。

普段つく嘘って、別に相手を騙そうとしてるワケじゃなくて、10秒騙せればいい的な。15秒考えられたらバレる嘘だから辻褄も整合性もあったもんじゃない。要するに、如何にソレっぽく言えるかの演技力頼りなところがあって。

ポーカーフェイスに定評のある池上こと僕はその部分に自信があったワケで。

でも、この人狼で重視される嘘はもっとこう、陰湿というか、悪ですよね。完全に悪者のそれなのですの。

自分が有利になるために他を利用する、0を1に見せる・もしくは1だよと言ってしまう。

おもしろいことに（まあ当たり前なんだけど）、人って騙されないように注意するときってのは演技よりもロジックを重視するんだよね。例え僕が迫真の演技で誘導しようとしても、30秒ぐらい考えて、虐殺、みたいな。

人格なんて無視ですよ。如何に優秀な嘘発見ロボットになるか、みたいな。

こうやってみんなダーティーな大人になっていくんだなって思うと非常にゾクゾクするよね。結局相手を肩書でしか見てないんだ、か弱い占い師を守るために騎士には死んでもらわなきゃいけないし、人狼に肩入れする多重人格は異端だから爪弾きにする。

社会に出るために大切なものが詰まってるよね……いいよね人狼……（ハイライトの消えた目で）

 

ちなみにさっき「弱くはない」と言ったんですが、具体的には1位でした。どうも、汚れた大人です。