映画をほとんど見たことがない。

中学生ぐらいの頃から漠然と映画に対する苦手意識があって、今までに両の手で数えられるほどしか映画を見たことがない。

なんなく、2時間グッと映像を見続けるということを意識して変に構えてしまっていたり、そのワリに原作ありの映画ならストーリーをまとめるには2時間だとむしろ足りないと感じたり、本屋は好きだけど、本屋と同じスタイルで映画を選ぶ店はなかったり、（映画館もレンタルショップも微妙に違うし）

要するに僕がワガママなだけなのだけれど、とにかく映画にはかなり疎い。

例えば、これは友人（後述）に罵倒されたレベルなのだけど、ジブリは1作も通して見たことがないし、スター・ウォーズはC3-POとR2-D2とダース・ベーダー以外なら街で会っても気づかない。

だが、それで本当に良いのだろうか。

逆に考えるならば、ほぼ手をつけていなこなかった「映画」という分野は僕にとって未開拓の土地、未採掘の油田なのだ。SMAPの草なぎくん風に言うならば、「俺の胃袋は宇宙だ。」

というわけで、映画好きの友人に頼んでオススメのリストを作ってもらった。

なんで草なぎくん風に言ってしまったのかは置いておくとして、映画強化月間が始まったのだ。

そして既に、『風の谷のナウシカ』と『2001年宇宙の旅』を見終えたのだ。見終えたのだ！

さっぱり意味がわからなかった。登り始めた映画道、なかなかに険しい。